黄茶、白茶

名前に銀針と付くのは、1芯2葉の芯が入っているということで、良いところを使っているということです。茶葉の中に見える白いのがそれですが、下の白毫銀針は、全てがそれです。銀色の産毛が付いています。

君山銀針(黄茶)

黄茶:このお茶は製法が異なり手間がかかる割に人気が無いため、ほとんど無くなってきているようです。出汁のような旨味が有るのが特徴です。

白毫銀針(白茶)

白茶:シンプルに摘んだ茶葉を揉まずにそのまま乾燥させて作っています。淹れた湯の中に銀色の毛が浮遊するのが見えます。芯だけが白毫銀針(はくごうぎんしん)、芯だけでなく2葉まで入るのが白牡丹(はくぼたん)、葉だけが寿眉(じゅび)です。全て春茶のみでしか作ってはいけない、2葉にも白豪がついているのが望ましいということや、芯芽が細かすぎる際は茶摘みしないなどの茶摘みをしてはいけない10か条の厳格なルールが有ったりします。体の熱を取ると言われます。しかし、白毫銀針はキュウリのような味。白牡丹は紅茶の出がらしのような寝ぼけた味とも言われます。

白牡丹(白茶)

白毫銀針に葉も入っているのが白牡丹ですが、この葉がとても良い味を出します。1芯2葉で摘んだ茶葉を揉まずにそのまま乾燥させていますので、この様にとても自由な形をしています。そして、緑の葉と共に、赤い葉が見えます。下の表にあるように萎凋(いちょう)と言う摘んだ葉を、放置して水分を蒸発・発散させる工程のみです。殺青をして酸化を止めることをしないので、勝手に紅茶になってしまった葉が赤い葉です。

それで、紅茶の味や香りが少しするのですが、とても優しいです。緑茶の味もほんのりと混ざり甘みが有って、香港の富裕層やヨーロッパ、ハリウッドセレブにも人気がある、どんな料理にも合う高級茶で、その味わいは、お茶界のまるでドライシェリーです。

白茶について

以下、中国のサイト 茶文化 や文献に出ている情報の要約です。

白茶の栄養成分は、ポリフェノールが多く、強い抗酸化作用、熱を取る解熱剤、解毒作用で蕁麻疹、老化防止、美肌効果、新陳代謝の作用が有ると言われ、「不老不死」のお茶と言われています。人々はそれが病気を治すことが出来ると信じており、海外の中国人の宝物とされています。

お茶には色々と体に嬉しい効能がありますが、薬ではないのでその効能を過信しすぎないことが大切です。何よりも食事から栄養をしっかりと取り、規則正しい生活習慣が大切です。お茶は健康飲料・サポート役です。

 

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