緑茶は、色が変わってしまったり劣化しやすいため、あまり多くを取り扱いできません。

 

日本茶と違って、香りに重点を置いています。蒸すことで出る海藻のような青い味というより、少しの甘味の爽やかな味に香ばしさのある香りがします。実は、この緑茶の美味しさを一番に味わっていただきたいのです。

 

緑茶は、夏の水出しに最適です。自動販売機でペットボトルに入って売っている5℃程度の冷たい軟水に、2gほどの茶葉を入れて15分後に飲んでみてください。驚くほど甘味が出ています。

 

冷茶

 

 

緑茶の種類

 

碧螺春ぴろちゅん 大陸/中国)

 

かなり揉み込んで細く丸まった茶葉になっていますので、それだけ早く抽出されます。そのため、日本茶に一番近い味になると思います、日本茶は蒸して揉み込んでいますため、若干海藻のような青臭さが有ります。これは、炒って乾燥させていますので、清清しい香りで甘味があり、濃く淹れると少し苦味も出ます。

 

 

産地:江蘇省蘇州市太湖洞庭山

 

炒青緑茶 由来:茶葉が碧く巻貝のように(螺)縮れていて早春に摘まれる。(1芯1葉)

 

太陽にあたるとアミノ酸がカテキンになり、旨み(甘味)が、渋味になりますので太陽光を浴び過ぎないのが良いとされます。山間地、山影、霧、東向きの茶畑が良く(玉露も同じ考え)、果実の木の間にお茶の木を植えて育てる栽培法を行っています。果樹は、桃、梨、杏、梅、柿、みかん、銀杏、ざくろなど、これらの花の香りを吸収し発するとの事。

 

外観は、細かく螺旋状に揉まれています。これが、日本茶に近い味になるゆえんです。水色は、産毛を残すように揉むため、産毛が多く濁って見えます。茶樹自体白豪が多いタイプを使用します。(鍋から持ち上げてもむ搓団提毫と言われる製法)

 

碧螺春を500g採るのに、7~8万が必要で出来高は0.7%。龍井は3万なので1.7%になります。

 

 

龍井ろんじん 大陸/中国)

 

葉の形を残して平べったくなっているのが龍井です。大きな鍋に擦り付けるように炒りながら乾燥させて作っていますため外観はぺたんこです。釜に押し付けるように炒る殺青でこの形状にするためには、職人技が必要です。 揉みながら産毛を捨ててしまうのが特徴で、豆を炒ったような香ばしさが有ります。十中八九中国代表茶とされるお茶で、次に、碧螺春と言われます。

 

 

産地:浙江省杭州市西湖周辺 ※産地保護指定ここ以外は龍井と言えません。炒青緑茶。由来:明時代に掘った、龍が守り神の枯れない井戸が有る村の名から付いています。

 

明前西湖龍井、雨前西湖龍井、杭州龍井が有ります。

 

 

文山包種茶(ぶんざんほうしゅうちゃ)

 

最も緑茶に近い台湾の烏龍茶で、緑茶と烏龍茶の良いところを併せ持っていると言うか丁度中間の味です。まず緑茶が日本の緑茶と違って海藻のような緑っぽさがなく香ばしくさっぱりとしているのですが、そこにウーロン茶の深みが加わった物でとても美味しいです。高級フレンチやイタリアンのお店で水の代わりにサーブされていたり、お酒を飲まれない方向けにボトルで提供しているところもあります。

 

粉茶

 

 

淹れ方・温度

 

室温にもよりますが、冬の時期100度のお湯をタンブラーに淹れた時には、すぐに80℃になります。特に緑茶の最適温度は、70℃などと低めに言われますが、「70℃以上で淹れてください」という温度なのです。「70℃以下では、あまり香りが出ませんよ!」ということですので、100℃のお湯で大丈夫です。

 

 

緑茶とは

 

緑茶は、中国でもお茶と言えば緑茶で、何処にでもあり一番飲まれています。(台湾では烏龍茶です。生産の95%が烏龍茶で、国内消費90%です。最近は清香系の緑茶に近い物が増えています。)

 

銘茶と言われる物の8~9割が緑茶です。ここ十数年で日本も中国もバリエーションが増えました。緑茶は、萌え出したばかりの芽や葉を使って作られるものほど高級品とされます。(烏龍茶は成長葉を使ってコクを出します。)

 

茶葉は、摘み取ると同時に「酸化酵素」が活性化するため、カテキンの酸化が始まります。緑茶の場合、まず鮮葉を加熱して酵素の活性を止め、カテキンの酸化を防ぎ、青さを保ちます。

 

 

緑茶の産地

 

中国大陸の茶葉産地のほとんどで生産されていますが、とりわけ生産量が多いのは、浙江省、安徽省です。

 

 

お茶は、1年中芽吹いていますが、冬だけはそうは行かず、冬を超えて出て来た芽が最も重宝され、シーズンとなり盛り上がります。

 

早いものは2月末から摘み取りますが、3月20日頃に春分があり、4月5日頃に清明節と言うのが有ります。この日より前のお茶を「明前茶」と言って宝とされます。

 

4月20日頃の穀雨。この日より前お茶を「雨前茶」と言って次に良い物とされます。※「明前茶」は、冬に出た芽が枯れて付いたままになっている物が最上です。龍井茶の、明前龍井、雨前龍井が特に有名で、高騰しています。

 

 

緑茶製法

 

 

撒放(たんほう):まく、ほっとく、萎凋ほどではないが短時間で香りが豊かになります、特に甘い花香が出ます。

 

殺青(さっせい):炒るのが主流です。香ばしくなるため評価が高いです。日本茶のように蒸すのを蒸青緑茶と言いますが、海藻のような青臭味が出るので評価は低いです。

 

揉捻(じゅうねん):日本は5~6回(茶葉を長いままにするのは人件費が大変⇒短くなる。茶葉を揉んで美しく整えていくとともに、茶葉の細胞を崩して成分を抽出しやすくします。

 

乾燥:炒って乾燥させるのが主流です。炒青緑茶と言い、鍋を使って炒ります。日本は、熱い空気(熱気)の中で乾燥させるのが主流です。

解説:烘る(烘青緑茶):かごに入れ遠火であぶります。晒(晒青緑茶):太陽にさらします。

 

 

中国緑茶と日本緑茶の違い

 

原料 カメリアシネンシス(お茶の葉)は、全て同じです。
中国緑茶 日本緑茶
製法 殺青:炒(いる) 蒸し(関東・深蒸し)
最終乾燥:炒(いる) 細胞から壊れる
烘る(あぶる)晒(さらす) さらにすごい揉捻を行う
色々 短い針
味と香り 香ばしい、花香など特殊な香り
煎持ちが良い(3~5回) 煎持ち悪い(2回位)
様々な味 海藻のよう
茶水の色 薄い 濃い緑
淡い 深蒸しはドロッとした水になる

 

 

茶葉フリマにて販売中!のご紹介。

 

ウーロンミルクティー、ジャスミン、桂花、東方美人お試しセット

ブラックミルクティーとブラックティーに最適な紅茶5選

ごくごく飲みたい!ウーロンミルクティーを家庭で作る!

その他のお茶は、TOPページから花茶か香茶に入ってください。

 

楽天の「中国緑茶」は、◆◆こちらをクリック◆◆